宇治・炭山の家 -梅里庵-

 準備編 上棟編    手づくりステンドガラス
国産杉材をふんだんに使いました。
自然の山に囲まれた静かなところですが車で10分も走ると京都市内なんです。
1階床面積  76.18u
2階床面積  34.78u
延床面積  118.41u
建築面積   86.94u
構造材、造作材ともほとんど杉です。
(土台のヒバ、梁の松丸太以外)

木部には柿渋を塗っています。
日に焼けて、どんどん色が濃くなっていきます。
画像の頃よりさらに濃くなっていることでしょう。
(今度、一緒に塗りましょうと約束しています。)
ステンドガラスをつくっているMさんのアトリエ。
引戸は古材バンクの倉庫で見つけました。
すてきなガラスがはまっています。

ステンドガラス図柄は蓮の花
見上げたところです。ちょっとした中2階というか…?
構造材があらわしになっているので電気配線は碍子を使っています。見えますか?


浴室のタイルはマジョリカタイル。
前から Mさんがもっていたものを どうしても使いたかったのでデッドストックの中から探しました。

たんす部屋の建具なんですが、建具やのお父さんが一番腕を揮ってくれたかもしれない…!?
1階和室の見上げです。
縁側との間の壁はふさがずに光がもれてくるようにしました。
(和紙の灯りをプレゼントしたのですが気に入ってもらえたらうれしいなぁ。)
2階を見上げたところです。野地板も厚さ38ミリの杉板。
登り梁を半間おきにかけています。



2階は続き間、厚さ38ミリの杉板の上にたたみを敷いています。
床板は1階の天井板でもあります。



Mさん手作りのステンドガラス
玄関引戸の上に無事納まりました!

Mさんからのお便り

こんにちは。
やっと完成しました(笑)。
間に入れる木と、ステンドパネルの隙間のサイズが合わなくて外したままになっていますが、Nくんは「空ちゃんのために風通しがいいし」って、またしばらくそのままになりそうです。

※空(くう)ちゃんは柴犬の名前で、彼は4帖ほどの玄関土間で暮らしています。


図柄は梅の花

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