宇治・炭山の家 準備編

こんなとこ 上棟 完成
敷地 地質調査 掘り方 配管 配筋 型枠 木材 墨つけ 
敷地 若い夫婦が田舎住まいを決めました。
便利なまちなかに住むという選択肢もありましたが、風通しのよい健やかな暮らしを考えてのこと。

まだ、雑草だらけで敷地の凸凹もわからない状況でした。
とりあえず草刈りから始めました。初めて、エンジン式の草刈り機をこわごわ使いました。
敷地には、梅の木が何本かありました。
まだ、梅里庵と名付ける前でした。  ・・・建主・Kさんから

計画・設計期間は約8ヶ月。
紆余曲折、いろいろ考えました。

 田舎にある普通の家、軒を深く、風通しよく、
 できるだけ自然素材を使いたい、
 自分たちの手で手入れできるように、
 4間取りの畳の部屋
地質調査 地質調査。古くからある敷地なので大丈夫だとは思いましたが念のため。ボーリングを1ヶ所、簡易試験を3ヶ所おこないました。
その結果、地盤改良をおこない基礎はベタ基礎とすることになりました。
整地と小屋の解体を終えて、敷地のお清め。
四隅に塩とお神酒をまきました。
その後、縄張りといって敷地内に家のアウトラインをかいて隣家からのあきや、道路から入ってきたかんじをチェックします。
掘削 家の形に掘削。捨てコンクリートを打っています。
配管 基礎の鉄筋を組む前に設備の配管をします。
ベタ基礎はコンクリートを全面に打つので、あとからではできないからです。
配管位置を正確にするためには使うトイレや浴槽、洗面台などの品番を決めておく必要があります。
現場では配水管の勾配がきちんととれているかチェックします。
配筋 配筋
かぶり厚さのチェック
木材入荷
その頃作業場では
木材がそろってきました。
ベース
コンクリート打ち
板図
その頃作業場では
板図
型枠
立ち上がり部分

アンカーボルト位置を確認
墨つけ
その頃作業場では
墨つけ
その頃作業場では
すべて手きざみ
(最近はプレカットが多いです)

作業場に行くと、沢山の木材がありました。
”木”の家を作っているなぁ〜と感じる場所でした。
”木”の一本々々に墨つけし、きざみ、鉋をかける。
すべて人の手で作られていく。
根気のいる仕事に見入ってしまいました。
・・・建主・Kさんから

基礎が完成! かんなかけ
その頃作業場では
かんな掛け

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