高野・一乗寺の家

高野･一乗寺の家木造2階建ての改装・減築
築約40年、木造2階建て。長年過ごした住まい。家族構成が変わり使っていない部屋もあったので、住みやすいすまいへ改装することにしました。 1階LDK 東側の壁に窓を設け、昼間でも灯りをつけなければならなかった部屋が明るくなりました。柱も元のまま、既存建具もそのまま使いました。
1階LDK
和室や押入、廊下部分を取り込んで広いリビングへ。

洗面台天板は無垢ヒノキ。蝶のように広がった洗面器。引き戸のまぁるい小窓。

	減築。前面に張り出すように建てられていた部屋をすべて解体撤去して、建築時のほぼ元の大きさへ戻しました。（無理な増築で、アンバランスな荷重で部屋が傾き柱や壁にひびが入り、とても危険な状態でした）計画の前に耐震改修計画の助成金を申請しました。（京都市の制度で計画業務に対して助成されます）予算と工期の関係で耐震改修工事の助成金申請は見送りましたが、できる範囲での補強を行いました。
すっきりと、玄関前は段差なしに！デザインはシンプルに。ちょこっとだけ、玄関横に飾りタイルを目立たないように、、、施主のOさんが貼りました。
PLAN　　　　　　　　　　　　改装前　　　　　　　　　　　　　→　　　　　　　　　　　　改装後

改装工事中接合部も隙間があいていたので、補強。	解体中に基礎がないことが判明してびっくり！あわてて造りました。

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