旨酒旬菜 こなからほんまもんにこだわる日本酒専門のお店 |
旨いお酒と旬の素材を使ったお料理が楽しめます。東山・宮川町の近く。 よくある日本酒イメージとはちょっと違うお酒が飲めます。 置いているものは無濾過純米酒が多め。お料理は日本酒に合うものをおまかせです。 |
お酒に対する店主の生真面目な様子から、お店の外観・内装も奇をてらわずに上品に、でもどこか温かい居心地の良さを感じられるようにと考えました。 出窓のところにはお蔵さんからいただいた古い酒絞り袋の生地を張りました。今はもう使われることのなくなった酒袋。柿渋で染められています。古い糸をほどいていると中から昔の搾りかすが出てきました。お酒の歴史を感じます。 |
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外の板壁や、中のお猪口棚、その他ほとんどの木部を柿渋で塗っています。河原町二条上ル・渋新さんへ買いに行きました。 塗り職人はお店のお客さんや店主の友人たち。 柿渋は日本酒の製造工程でも清澄剤として使われていたそうです。知りませんでした。 |
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棚は常連さんの置き猪口 | お店のカウンターは移転前の店で使っていた無垢板の漆塗。今回の改装で長さを少し足して新しい無垢板とともに塗りました。 床材は無垢の杉材です。やわらかく傷つきやすいのですが触感がよいので。 |
手洗い器は陶庵さんで焼いてもらいました。 お店の食器も陶庵さんです。 |
お店の看板は、鉄作家の池上さん作。 |
古建具の横の壁には京唐紙を張りました。色味、絵柄、版の色もすべて店主と紙屋さんへ出向いて選びました。−ひょうたん柄−昔はひょうたんがお酒のとっくりでしたから。 |
鍾馗さん用のおうち。体の向きは正面から少しはずして鎮座してもらいます。(お向かいさんを睨まないように) ちょうど裏鬼門の方角を見張るようなカンジになりました。 |
日本酒は同じ蔵でも絞り段階や熟成度合いでまるで違う味になります。その時に飲む温度でもまったく異なるもの。熟成の進んだ古酒はめったに入荷してませんが、運がよければおもしろいお酒に出会えるかもしれません。 できたばかりのお店は未完成。店主の手が加わり、お客さんに来ていただいて日毎にお店は変わっていきます。 日本酒と同じく、旨いお店に熟成されますように。 |
郵便受けは妖怪ポスト。 酒米の稲わら使用。 |
所在地 | 京都市東山区宮川筋8丁目423-2 (京阪清水五条駅より東へ徒歩数分) 宮川筋五条上ル |
tel&fax | 075-777-3807 |
営業時間 | 18:00〜売り切り |
定休日 | 日曜日・祭日 |